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マツシマホールディングスが運営する現代アート専門のギャラリー「MtK Contemporary Art」では、2022年3月3日(木)〜4月3日(日)の期間、サテライト展示「mtk+」として『芦川 瑞季 × 松岡 洋太』展を、隣接するCAFE Dot.Sを会場として開催します。
mtk+(エムティーケープラス)は、MtK Contemporary Artが、若手作家を紹介・支援するとともに、京都のアートシーンを活性化させることを目的として開催する展覧会です。
第6回目となる本展覧会では、リトグラフを用いて何気ない日常の断片を接ぐことで、新たな風景を出現させようとする芦川瑞季と、モチーフがその配置によって本来の姿とは違う物になり得るかを探る松岡洋太による2⼈展を開催いたします。本展示は「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022」 のサテライトイベントにもなっています。
芦川 瑞季
版を用いて「 際限なく可能性が広がる世界で限定して表出するという認識そのもの」としての制作を行っている。 一度きりしか経験し、見ることができなかったがおぼえている、とるに足らない景色や状況を思い起こし、版の表面上で接いでいく。描いたら後ろに戻れない感覚や、 認識を、日常で覚えた認知のずれや矛盾を組み合わせる。表面上でリセットと更新を何度もやり直し、その先にある一枚の紙、黒一色のインクへの刷りに向かう。 一回きりの繰り返しによって発生した画面が、断片が持っていた意味を飛び越え、 新しい全体を見せてくれると期待している。 1994年 静岡生まれ。現在、武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程在学。主な個展に「新世代の視点2021」ギャラリーなつか (東京、2022)、 「気を散らすための日溜り」openletter gallery (東京、2020)、「圏外からの 景色」Tokyo Arts and space Hongo (東京、2019) など。
松岡 洋太
活動初期のライブペイントから始まった松岡の作品はストリートカルチャー と密接に関わり、ペインティングパターンで構成する抽象表現を壁画に応用することで、 ダイナミックで自由な表現を生み出す。近年では、モノクロームの画面に根源的な感覚でオブジェクトを配置する静物画とも言える作品を通して、 モチーフがその配置によって本来の姿とは違う物になり得るのかを探る。 群馬県高崎市出身。多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科卒業。 主な個展に「Before Dawn 」sort-one (東京、2022) 、主なグループ展に 「ENCOUNTER」iwataya (福岡、2021) 、「pop&STREET」西武渋谷 (東京、 2020) 、「pop&STREET」WAG gallery (東京、2020) など。
■ mtk+ vol.6 『芦川 瑞季 × 松岡 洋太』展概要 ■
開催日時:2022年3月3日(木)〜4月3日(日) 10:00〜18:00
開催場所:MtK Contemporary Artに隣接するCAFE Dot.S
住所:京都市左京区岡崎南御所町20-1
京都市営地下鉄東西線「東山」駅下車1番出口より徒歩約10分
定休日:月曜日
電話番号:075-754-8677
WEB:https://mtkcontemporaryart.com/mtkplus.html
Instagram:@mtk_plus